第115回看護師国家試験 午後75
2つ以上の核を持つ細胞はどれか。
- 単 球
- 好中球
- 神経細胞
- 卵母細胞
- 骨格筋細胞
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答え
5 骨格筋細胞

WING先輩の解説
骨格筋は、1つの細胞に核がいくつもある
答えは5の骨格筋細胞です。骨格筋の細胞は多核細胞。1本の長い筋線維が1つの細胞で、その中に核がいくつもあります。
なぜ核が複数あるのか。発生の途中で、核を持つ筋芽細胞がいくつも融合して、1本の筋線維になるからです。1つになったあとも、それぞれの核が残ります。
多核とは、1つの細胞の中に核が2つ以上あること。筋肉全体の細胞の数とは別の話です。
核の数はちょっとマニアックな問題。なので、「骨格筋は多核」だけ押さえればOK
好中球は、1つの核が分かれて見える
迷いやすいのは2の好中球。好中球の核は、いくつかに分かれたような形をしています。これが分葉核です。
分かれて見えても、細い部分でつながった1つの核。核の「形」が分かれているのと、核の「数」が2つ以上あるのは別の話です。
骨格筋は多核、好中球は分葉核。 対にして覚えましょう。
単球・神経細胞・卵母細胞は、核が1つの細胞です。
骨格筋は、言うことを聞く筋肉
骨格筋が出たら、筋肉の分け方もセットで。ここは試験でめちゃくちゃよく狙われる所です。
1つ目の軸は、自分の意思で動かせるか。筋肉の名前を聞いて動かせるわと思ったら、それは骨格筋。上腕二頭筋、三角筋、大腿四頭筋など、筋トレできるところです。骨格筋は随意筋。胃腸の平滑筋は、ほっといても勝手に動く不随意筋です。
2つ目の軸は、顕微鏡で見える横紋という模様。骨格筋には横紋があり、平滑筋にはありません。
そして試験大好きな例外が一個だけあります。心筋です。骨格筋と同じく横紋があるのに、不随意筋。なぜなら、心臓は自分の意思で止められたら困るからです。
| 筋肉 | 自分の意思で動く? | 横紋は? |
|---|---|---|
| 骨格筋 | 随意 | あり |
| 心筋 | 不随意 | あり(例外) |
| 平滑筋 | 不随意 | なし |
隠して、核の数と形を分ける
骨格筋細胞に核が複数あるのは、なぜ?
核を持つ筋芽細胞がいくつも融合して、1本の長い筋線維になるからです。
好中球の分葉核は、核がいくつ?
1つ。細い部分でつながった1つの核です。多核は骨格筋。
横紋があるのに不随意な筋肉は?
心筋。骨格筋は随意・横紋あり、平滑筋は不随意・横紋なしです。
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