第115回看護師国家試験 午後24
徒手筋力テスト〈MMT〉において筋力が一番強い段階はどれか。
- 1
- 4
- 5
- 6
- 10
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答え
3 5

WING先輩の解説
MMTは0から5の6段階。マックスは5
MMTは、徒手筋力テスト。検査する人が手を使い、筋肉の力を調べます。言ってしまえば患者さんと力比べします。
十分力入るが5。ダメなのが0。0から5なんで6段階なんですよ。数えると六つありますが、6段階でマックスは5です。MMTという検査の範囲が、0から5までなんです。
最も強い段階は5。正常の筋力で、強い抵抗を加えられても動かせる状態です。答えは3、選択肢の「5」です。
4は、抵抗に抗して動かせても、正常の強さには達していない。ちょっと弱いなぁと思ったら4です。1は筋収縮のみ。6と10は、この0〜5の尺度にありません。
覚えるべき数字は3。重力に逆らえる
5はマックスで0は全然ダメっていうのはイメージしやすいと思うので、あと追加で覚えるのは3です。3=重力に抗して動かせる。手足を自分で持ち上げられるか、その境界です。重力に逆らえるが3と覚えてください。逆らうの「さ」です。
まず飛行機してください。両腕を横に上げると、腕の重さに逆らって持ち上げています。これが「重力に抗する」の意味。ここまで飛行機できたらMMTは3以上です。そこに上からグッと押さえる。この押さえる力が抵抗です。十分力入ってたら5、弱いなと思ったら4。
重力と、検査者の抵抗は別。自分の手足の重さに勝てるのが3。さらに押さえる力に抗するのが4・5です。
| 段階 | 何ができるか |
|---|---|
| 5 | 正常の筋力。強い抵抗に抗して動かせる |
| 4 | 抵抗に抗して動かせるが、正常より弱い |
| 3 | 重力に抗して動かせる |
| 2 | 重力の影響を取り除けば動かせる |
| 1 | 筋収縮は確認できるが、関節は動かない |
| 0 | 筋収縮を確認できない |
2は、持ち上げることは難しくても、重力の影響を取り除いた姿勢なら動かせます。1と0は、筋肉の収縮があるか、ないかで分かれます。
点数を、昨日と今日の動きに戻す
昨日MMT3だった患者さんが今日2なんです。ちょっと悪くなってます。数字が一つ下がっただけ、と受け取らない。昨日は重力に抗して動かせたのに、今日はそれができない。できる動きが変わったということです。
神経内科の病棟に行った時には必ずできないといけないのが、MMT評価です。神経の病気の患者さんでも、筋力の変化を捉えるために使います。ただし、MMTの数字だけで病名や障害部位までは決まりません。何の筋を、どの姿勢で調べたかと合わせて、できた動きを伝えます。
- MMTは何から何までの、何段階ですか。
- 自分で手足を持ち上げ、重力に抗して動かせる境界は?
- 1と0の違いは何ですか。
答えを確認する
- 0〜5の6段階。最大値は5です。
- 3です。
- 1では筋収縮を確認できますが、0では確認できません。
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