第115回看護師国家試験 午後12
脊髄神経で頸神経の対の数はどれか。
- 1対
- 5対
- 8対
- 12対
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答え
3 8対

WING先輩の解説
骨は7個なのに、神経は8対
頸神経は8対。今回なら3です。頸椎は7個。骨の数と神経の本数が違うのが、頸神経です。
なぜ、骨の数より一つ多いのでしょう。
7人の女子が一列に並んでいる。その間に男子を1人入れると何通り?
女子と女子の間だけなら六つです。でも、列のいちばん左と、いちばん右にも入れます。両端の二つを足すと、6+2=8通りになります。
頸椎と頸神経も同じです。並んだものの“すき間”は、両端を入れると数より1つ多い。頸椎どうしの間に加えて、上の端(頭の骨と第1頸椎の間)から第1頸神経が、下の端(第7頸椎と第1胸椎の間)から第8頸神経が出ます。
脊髄と、脊髄神経は同じものですか
同じではありません。脊髄は中枢神経、そこから出る脊髄神経は末梢神経です。脳から出ている末梢神経を脳神経。脊髄から出ている末梢神経を脊髄神経と言っているだけなんですね。
脊髄神経は全部で31対。頸8・胸12・腰5・仙5・尾1です。
今回の選択肢にある5対は腰神経や仙骨神経、12対は胸神経、1対は尾骨神経に対応します。
本数の次は、どのあたりを担当するか。Cは「て」、Lは「あし」、Sは骨盤内の副交感神経と、ざっくり分けます。
首から出る神経は手に行きます。腰から出てる神経が足を動かしてます。Cは頸髄、Lは腰髄です。Sは仙髄で、排尿・排便に関わる骨盤内臓神経が出ます。胸髄のTは体幹です。首の高いところでこの脊髄を損傷してしまったら手に行く神経、足に行く神経、全部切れます。腰の損傷なら下肢です。
脊髄は、背骨のいちばん下までありますか
成人の脊髄は通常、第1〜第2腰椎(L1〜L2)付近で終わります。その下に伸びる細い神経の束が、馬のしっぽのように見える馬尾です。
では、髄液を採る腰椎穿刺は、どこから刺すのでしょう。
L3〜L4、またはL4〜L5の間です。脊髄がある場所を避けて、その下で刺す。脊髄を傷つけないためです。
穿刺のとき、エビのように背中を丸めるのはなぜか。椎間を広げて、針を入れやすくするためです。
皮膚の感覚は、三つの場所から
皮膚のどこが、どの脊髄神経に対応しているか。その地図が、デルマトーム(皮膚分節)です。キーポイントだけ覚える。まず三つです。
C4は肩、T4は乳首、T10はおへそ。
帯状疱疹の皮疹も、デルマトームに沿った帯で出ます。
画面を隠して、説明できますか
頸椎7個に対し、頸神経が8対あるのはなぜ?
神経が出る隙間を両端まで含めて数えるためです。頸椎どうしの間は6か所、上端と下端を足して8か所です。
脊髄神経は全部で何対? 頸・胸・腰・仙・尾の順に言えますか。
31対。頸8・胸12・腰5・仙5・尾1です。
成人の脊髄が終わる高さと、腰椎穿刺をする場所は?
脊髄はL1〜L2の高さで終わり、腰椎穿刺はその下のL3〜L4またはL4〜L5の間で行います。
肩・乳首・おへそのデルマトームは?
C4・T4・T10です。
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